PMSの胃痛や下痢のメカニズムとは?

牛乳

PMSの症状としてひどい便秘になる場合があります。しかし生理直前になって、お腹が緩くなった経験はありませんか。「昨日までは便秘だったのに…急に緩くなるなんて」と不思議がる人もいます。お腹が緩くなっているのに、何故か胃が痛むと感じるかもしれません。

 

これもPMSの症状のひとつです。
この下痢と胃痛には原因がちゃんとあるので、そのメカニズムをみていきましょう(*´∇`*)

 

 

下痢と胃痛の原因は似ている?

胃痛に悩む人

下痢や胃痛が始まるのは生理直前がほとんどです。便秘が解消されてホッとしたのも束の間、トイレから離れられない!なんて人も。

 

外出中も急にお腹がゴロゴロしだして困ったことになります。一方で胃痛も始まりムカムカ、キリキリといった不快な症状が表れます。まずは原因を探っていきましょう。

 

プロスタグランジンによる影響

PMSの症状を探っていくと何度か目にするのが「プロゲステロン」と「プロスタグランジン」というホルモンです。「プロゲステロン」は妊娠した場合に活躍するホルモンで、子宮の収縮を抑える働きがあります。

 

しかし妊娠しなかった場合は「プロスタグランジン」と呼ばれるホルモンが分泌されるようになります。このプロスタグランジンはプロゲステロンと逆の働きをします。

 

子宮を収縮させて不要なものの排出を促す働きです。この収縮は子宮に対してだけでなく、周りの胃や腸に対しても働きかけます。これが下痢や胃痛の原因です。

 

胃の動きが過剰になると周辺の神経も刺激されて胃の痛みへと変化していきます。排出させようとする働きから、中には吐き気をもよおしてツライ思いをする場合もあります。
腸の動きが過剰になると便の進むスピードが高まり水分が体内に吸収される前に排出されるのでお腹が緩くなります。時には耐えがたい激痛を伴うこともあります。

 

 

食生活の乱れ

PMSの症状と食生活はとても密接な関係があります。普段から塩分の多い食べ物や脂肪分の多い食べ物を好む人はPMSの症状も強く出やすいです。また、お酒、たばこ、カフェインなどの嗜好品を頻繁に摂取する人も症状が悪化しやすいのです。ファーストフードにコーヒーが毎日の昼食だなんて人はすぐにでも食生活を見直しましょう。

 

 

ストレスからくる自律神経の乱れも侮れない

日々のストレスやホルモンバランスの異常は自律神経に影響すると言われています。自律神経には「交感神経」と「副交感神経」の2つが存在します。

 

普段はこの2つがバランスを保ちながら身体の各機能を調節しています。この2つの神経のバランスが崩れると胃痛や下痢などの不快な症状に繋がります。交感神経が優位になり過ぎると胃腸の働きが抑制されて、胃腸の壁を守る粘液の分泌が減少します。そうすると自分の消化液で胃腸を荒らしてしまう、という現象が起きるのです。

 

また副交感神経が優位になり過ぎると胃腸の働きが促進されて胃腸の収縮運動が激しくなります。すると消化液の分泌が過剰になって胃腸を荒らしてしまいます。どちらの神経が優位になっても胃痛や下痢の原因となってしまうのです!ストレスを感じると身体はそれに対応すべく動き出します。

 

自律神経は活動の範囲を一時的に増減することで、ストレスを排除しようとします。しかしストレスにさらされた時間が長くなればなるほど、2つの神経のバランスが崩れたままの状態も長くなります。その結果、PMSの症状にも重なって胃痛や下痢の症状が悪化してしまいます。

 

 

PMSで胃痛や下痢を起こした時の対処法

花

胃痛や下痢の症状に襲われた時に病院に行ったり、薬を飲む前に出来る対処法をご案内します。この方法を試して大人しくしていれば、大抵が良くなるはずです。

 

身体を温めて水分補給をする

ヒドイ胃痛や下痢の時は食べられない・飲めない・動けないという三重苦に見舞われると思います。もし、その症状が始まったらまずは、身体を温めるようにしましょう。

 

温かい服装をする、腹巻をする、お腹にカイロなどの温熱シートを貼るなど対処しましょう。下痢の時は脱水症状になりやすいので、何も食べたくなくてもお水だけは飲みましょう。できれば白湯が良いですが、一口ずつでもいいので飲むようにしてください。

 

 

食べて良い物、控えた方がいい物

お水以外に食べ物が口にできるようになったら、スープやくず湯など胃の負担にならないものを少しずつ食べるようにしてください。その後、おかゆや煮込みうどんなどの消化の良いものへと移行していきます。いきなり元の食生活に戻さないことがポイントです。

 

逆に控えた方が良いものは、上記しましたが脂肪分、塩分の多いものや嗜好品です。他にも消化の妨げになる食物繊維が多いもの、甘いもの、刺激物なども厳禁です。

 

 

プロスタグランジンの働きを妨げる成分を摂取する

胃腸を収縮させるプロスタグランジンの働きを妨げる成分にプロスタグランジンE1、E3があります。この成分の生成を促すと言われているのがDHA(ドコサヘキサエン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)、γ(ガンマ)リノレン酸です。

 

青背の魚や海藻などに豊富に含まれている成分ですが、食べるのが難しい場合はサプリメントから摂取することもできます。

 

もし毎回生理前に症状が出ているのであれば、事前にサプリメントを飲み始めると良いですね。自分の身体の為に備えるのはとても大切なことです。

 

 

PMSの胃痛や下痢まとめ

女性

今まで胃痛や下痢でツライ思いをしていた人の参考になりましたか。ホルモンバランスの乱れ、自律神経の乱れの鍵を握っているのは食生活とストレスです。

 

毎日の生活の中でストレスからの過食、暴飲暴食をしてしまう人もいるとは思いますが、発散できる方法を見直してみるところから始めてみましょう(*´∇`*)

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